運行管理者試験とは、事業用自動車の運行の安全に関する実務経験がない方が運行管理者になる資格を得るための試験です。
公益財団法人 運行管理者試験センターが実施しています。1年に2回、8月頃と3月頃に実施されます。
試験には、旅客と貨物の2種類があります。
2025年度(令和7年度)第2回運行管理者試験の概要
- 試験期間:2026年3月頃の見込みです
- 運行管理者試験センターの発表をお待ちください
- 発表は2025年11月頃の見込みです
- 試験時間:90分(希望日時を選択)
- 試験方式:CBT方式(パソコンで受験、筆記試験なし)
- 試験種類:
- 貨物自動車運送事業(貨物試験)
- 旅客自動車運送事業(旅客試験)
- ※一人1回のみ受験可能(貨物・旅客いずれか)
🖥️ 受験申請
- 申請方法:インターネット申請のみ(試験センターHPから)
- 受付期間:運行管理者試験センターの発表をお待ちください
- 試験地:全国47都道府県
- 受験料:
- 試験手数料:6,000円(非課税)
- システム利用料:660円(新規)/860円(再受験)
- 試験結果レポート(希望者):140円
📋 受験資格
以下のいずれかを満たす必要があります:
試験種別 | 受験資格の種類 | 内容 |
---|---|---|
貨物試験 | 実務経験者 | 1年以上の運行管理経験(運転・営業・経理は対象外) |
基礎講習修了者 | 国交省認定機関での講習修了(または修了予定) | |
旅客試験 | 実務経験者 | 上記と同様 |
基礎講習修了者 | 上記と同様 |
📚 試験内容(出題分野と問題数)
- 貨物試験/旅客試験共通で30問出題:
- 関係法令(運送事業法、車両法、交通法、労基法):計23問
- 実務知識・能力:7問
✅ 合格基準
- 総得点:60%以上(18問以上)
- 各分野で最低正解数あり(例:実務知識は2問以上)
(参考資料:運行管理者試験センター『令和7年度第1回運行管理者試験のご案内』)