運行管理者試験とは、事業用自動車の運行の安全に関する実務経験がない方が運行管理者になる資格を得るための試験です。
公益財団法人 運行管理者試験センターが実施しています。1年に2回、8月頃と3月頃に実施されます。
試験には、旅客と貨物の2種類があります。
このページでは、2026年2月~3月に実施される予定の2025年度(令和7年度)第2回運行管理者試験について、試験の日程、申込方法、受験資格などについて説明します。
2025年度(令和7年度)第2回運行管理者試験の概要
- 試験日程:2026年(令和8年)2月14日(土)~ 3月15日(日)
- 試験時間:90分(希望日時を選択)
- 試験方式:CBT方式(パソコンで受験、筆記試験なし)
- 試験種類:
- 貨物自動車運送事業の試験(貨物試験)
- 旅客自動車運送事業の試験(旅客試験)
- ※一人1回のみ受験可能(貨物・旅客いずれか)
🖥️ 受験申請
- 申請方法:インターネット申請のみ(試験センターHPから)
- 受付期間:2025年(令和7年)12月8日(月)~2026年(令和8年)1月14日(水)
- 試験地:全国47都道府県
- 受験料:
- 試験手数料:6,000円(非課税)
- システム利用料:660円(新規)/860円(再受験)
- 試験結果レポート(希望者):140円
📅❓ 合格発表
2026年(令和8年)4月1日 (水)(予定)
※試験結果通知書は発表日に郵送されます。
📋 受験資格
以下のいずれかを満たす必要があります:
- 実務経験者:
貨物又は旅客自動車運送事業の実務経験者 - 基礎講習修了者:
国交省認定機関での基礎講習(貨物)修了者又は修了予定の方
📚 試験内容(出題分野と問題数)
- 貨物試験/旅客試験共に30問出題
貨物試験の内容
| 出題分野 | 出題数 |
|---|---|
| (1)貨物自動車運送事業法関係 | 8 |
| (2)道路運送車両法関係 | 4 |
| (3)道路交通法関係 | 5 |
| (4)労働基準法関係 | 6 |
| (5)その他運行管理者の業務に関し必要な実務上の知識及び能力 | 7 |
| 合計 | 30 |
旅客試験の内容
| 出題分野 | 出題数 |
|---|---|
| (1)道路運送法関係 | 8 |
| (2)道路運送車両法関係 | 4 |
| (3)道路交通法関係 | 5 |
| (4)労働基準法関係 | 6 |
| (5)その他運行管理者の業務に関し必要な実務上の知識及び能力 | 7 |
| 合計 | 30 |
✅ 合格基準
- 総得点:60%以上(18問以上)
- 各分野で最低正解数あり(例:実務知識は2問以上)
📄 受験申請に必要な書面等
- 受験資格を証明する書面等(再受験申請では不要)
- 受験者を証明する書面(再受験申請では不要)
次のいずれか一つ- 自動車運転免許証
- マイナンバーカード
- 住民票(写)
- 顔写真(本人確認用)
(参考資料:運行管理者試験センター『令和7年度第1回運行管理者試験のご案内』)

