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運行管理者試験の合格率は?

運行管理者試験は以前と比べて難しくなり、合格率が下がってきている傾向があります。

運行管理者試験の合格率は、過去5年間を平均すると貨物が34.3%、旅客が36.0%でした。

このページでは、直近の運行管理者試験の合格率と過去の合格率の推移をご紹介しています。

2023年度(令和5年度)第2回運行管理者試験の合格率

2023年度(令和5年度)第2回運行管理者試験の合格発表がありました(2024年4月3日)。

今回は前回と比べて合格率は少し上がりました。

今回の運行管理者試験の受験者数・合格者数・合格率は、下の表のとおりです。

試験の種類 受験者数 合格者数 合格率
貨物 22,493人 7,701人 34.2%
旅客 5,434人 1,984人 36.5%

受験者数は、貨物が減り、旅客は増えました。昨今の運送業界の状況を考えると、貨物運送業界を取り巻く環境が背景にあると言えそうです。

2024年4月からドライバーの時間外労働の上限規制が厳しくなりました。今後も運行管理者の重要性が増していくであろうことに変わりはありません。

合格率は前回試験と比べて、貨物は0.7%、旅客は2.0%上がりました。前回より難易度が若干下がったと言えるかも知れません。

運送業界における運行管理者の重要性が今後も増すであろうことを考えると、運行管理者試験の難易度は今後も高いことが予想されます。

運行管理者試験は以前に比べて難易度がアップしています!

運行管理者試験(貨物)は、毎回2~3万人が受験し、合格率は40%前後で推移していて、数年前までは比較的易しい試験でした。

社会的影響の大きい重大事故が発生している状況の中、運行管理業務の重要性が高まっています。運行管理者試験(貨物)は最近の傾向として難易度が上昇し、合格率も低下しています。

下表を見ると、合格率は2013年度(平成25年度)第1回試験で初めて20%を下回りました。2014年度(平成26年度)第1回試験では15%をも下回っています。

もはや一夜漬けの勉強で合格することは難しいと言えます。とは言うものの、十分な試験対策をすれば、合格はそれほど難しくないと思います。

運行管理者試験の過去の合格率(合格率の推移)

貨物

過去5年間の平均を見ると、貨物の合格率は34.3%です。

試験実施年度 受験者数 合格者数 合格率(%)
2023年度(令和5年度)第2回 22,493人 7,701人 34.2
2023年度(令和5年度)第1回 26,293人 8,805人 33.5
2022年度(令和4年度)第2回 23,759人 8,209人 34.6
2022年度(令和4年度)第1回 28,804人 11,051人 38.4
2021年度(令和3年度)第2回 27,982人 9,028人 32.3
2021年度(令和3年度)第1回 34,164人 10,164人 29.8
2020年度(令和2年度)第2回 32,575人 14,295人 43.9
2020年度(令和2年度)第1回 39,630人 12,166人 30.7
2019年度(令和元年度)第2回 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止
2019年度(令和元年度)第1回 36,530人 11,584人 31.7
2018年度(平成30年度)第2回 29,709人 9,743人 32.8
2018年度(平成30年度)第1回 35,619人 10,220人 28.7
2017年度(平成29年度)第2回 29,063人 9,605人 33.0
2017年度(平成29年度)第1回 37,774人 13,238人 35.0
2016年度(平成28年度)第2回 29,621人 6,069人 20.5
2016年度(平成28年度)第1回 36,028人 10,868人 30.2
2015年度(平成27年度)第2回 29,520人 8,582人 29.1
2015年度(平成27年度)第1回 32,699人 7,402人 22.6
2014年度(平成26年度)第2回 27,610人 10,180人 36.9
2014年度(平成26年度)第1回 25,501人 3,674人 14.4
2014年度(平成26年度)臨時 11,542人 4,064人 35.2
2013年度(平成25年度)第2回 27,405人 10,236人 37.4
2013年度(平成25年度)第1回 30,161人 5,815人 19.3
2012年度(平成24年度)第2回※ 22,792人 5,535人 24.3
2012年度(平成24年度)第1回 27,649人 11,401人 41.2
2011年度(平成23年度)第2回 23,174人 11,088人 47.8
2011年度(平成23年度)第1回 29,170人 13,663人 46.8

※)2012年度(平成24年度)第2回試験においては、大幅な難易度上昇に伴い、18点以上の合格基準が「17点以上」に引き下げられる措置が取られました。

旅客

過去5年間の平均を見ると、旅客の合格率は36.0%です。

試験実施年度 受験者数 合格者数 合格率(%)
2023年度(令和5年度)第2回 5,434人 1,984人 36.5
2023年度(令和5年度)第1回 5,158人 1,780人 34.5
2022年度(令和4年度)第2回 4,675人 1,651人 35.3
2022年度(令和4年度)第1回 5,403人 2,167人 40.1
2021年度(令和3年度)第2回 5,787人 1,999人 34.5
2021年度(令和3年度)第1回 6,740人 2,196人 32.6
2020年度(令和2年度)第2回 7,610人 3,604人 47.4
2020年度(令和2年度)第1回 9,714人 3,026人 31.2
2019年度(令和元年度)第2回 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止
2019年度(令和元年度)第1回 8,263人 2,624人 31.8
2018年度(平成30年度)第2回 7,605人 2,868人 37.7
2018年度(平成30年度)第1回 8,998人 2,856人 31.7
2017年度(平成29年度)第2回 8,588人 2,928人 34.1
2017年度(平成29年度)第1回 10,462人 3,694人 35.3
2016年度(平成28年度)第2回 8,028人 2,085人 26.0
2016年度(平成28年度)第1回 8,169人 2,876人 35.2
2015年度(平成27年度)第2回 7,027人 2,269人 32.3
2015年度(平成27年度)第1回 6,889人 1,205人 17.5
2014年度(平成26年度)第1回 5,709人 1,200人 21.0

運行管理者試験の合格点

貨物の試験科目と合格点

貨物の運行管理者試験科目は下記の5分野です。

  1. 貨物自動車運送事業法関係:出題数8問
  2. 道路運送車両法関係:出題数4問
  3. 道路交通法関係:出題数5問
  4. 労働基準法関係:出題数6問
  5. その他運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識及び能力:出題数7問

貨物の運行管理者試験に合格するには、次の①及び②を同時に満たす得点が必要です。

① 原則として、総得点が満点の60%(30問中18問)以上であること。
② 上記の1.~4.の出題分野ごとに正解が1問以上であり、5.については正解が2問以上であること。

旅客の試験科目と合格点

旅客の運行管理者試験科目は下記の5分野です。

  1. 道路運送法関係:出題数8問
  2. 道路運送車両法関係:出題数4問
  3. 道路交通法関係:出題数5問
  4. 労働基準法関係:出題数6問
  5. その他運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識及び能力:出題数7問

旅客の運行管理者試験に合格するには、次の①及び②を同時に満たす得点が必要です。

① 原則として、総得点が満点の60%(30問中18問)以上であること。
② 上記の1.~4.の出題分野ごとに正解が1問以上であり、5.については正解が2問以上であること。

運行管理者試験に合格するには

運行管理者試験は年々難易度がアップしてきています。合格点を取るには、しっかりと勉強する必要があります。一夜漬けの勉強で合格することは難しいと言えます。

ですが、めちゃくちゃ難しいというわけでもありません。独学でも十分合格することはできます。

早目に試験対策に取り掛かることをお勧めします。

こちら(↓)のページでは、運行管理者試験に合格するための勉強方法やテキスト&問題集について、私自身の経験を踏まえてお伝えしています。よろしければ、ご参考にしてください。
『運行管理者試験に合格するための勉強方法』

運行管理者試験はCBT試験に移行

運行管理者試験は、以前は筆記試験でしたが、2021年度(令和3年度)の試験からCBT試験に全面的に移行しました。

CBT試験とは、テストセンターに行って、問題用紙やマークシートを使用せず、パソコンの画面に表示される問題を見てマウス等を用いて解答する試験です。

普段からパソコンをあまり使っていない人は、パソコンの操作に慣れておく方がいいのではないでしょうか。

CBT試験については、こちらをご覧ください。
『運行管理者試験のCBT試験について』