運送会社におすすめの法人ガソリンカード

運行管理者試験の合格率は?

スポンサーリンク

運行管理者試験とは、運行管理者となるための「運行管理者資格者証」の交付を受けるための方法の一つです。

試験には、貨物と旅客の2種類があり、通常は年に2回、8月~9月頃と2月~3月頃に実施されます。

2022年度(令和4年度)第1回運行管理者試験は合格率が上がりました!

運行管理者試験は以前と比べて難しくなってきている傾向があります。
前回、今回と合格率は少し上がりました。
前回からCBT試験だけになったので、その影響があるのかもしれません。

直近の運行管理者試験の合格率

2022年度(令和4年度)第1回運行管理者試験の合格発表がありました(2022年9月21日)。

受験者数・合格者数・合格率は、次のとおりです。

試験の種類貨物旅客
受験者数28,804人5,403人
合格者数11,051人2,167人
合格率(%)38.440.1

受験者数は、貨物では増え、旅客では減りました。

合格率は前回試験と比べて、貨物は6.1%、旅客は5.6%上がりました。前回より難易度が下がったと言えそうです。

運送業界における運行管理者の重要性が増している現状を考えると、運行管理者試験の難易度は上がることが予想されます。

運行管理者試験は以前に比べて難易度がアップしています!

運行管理者試験(貨物)は、毎回2~3万人が受験し、合格率は40%前後で推移していて、数年前までは比較的易しい試験でした。

社会的影響の大きい重大事故が発生している状況の中、運行管理業務の重要性が高まっています。運行管理者試験(貨物)は最近の傾向として難易度が上昇し、合格率も低下しています。

下表を見ると、合格率は2013年度(平成25年度)第1回試験で初めて20%を下回りました。2014年度(平成26年度)第1回試験では15%をも下回っています。

もはや一夜漬けの勉強で合格することは難しいと言えます。とは言うものの、十分な試験対策をすれば、合格はそれほど難しくないと思います。

運行管理者試験の過去の合格率(合格率の推移)

貨物

試験実施年度受験者数合格者数合格率(%)
2022年度(令和4年度)第1回28,804人11,051人38.4
2021年度(令和3年度)第2回27,982人9,028人32.3
2021年度(令和3年度)第1回34,164人10,164人29.8
2020年度(令和2年度)第2回32,575人14,295人43.9
2020年度(令和2年度)第1回39,630人12,166人30.7
2019年度(令和元年度)第2回新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止
2019年度(令和元年度)第1回36,530人11,584人31.7
2018年度(平成30年度)第2回29,709人9,743人32.8
2018年度(平成30年度)第1回35,619人10,220人28.7
2017年度(平成29年度)第2回29,063人9,605人33.0
2017年度(平成29年度)第1回37,774人13,238人35.0
2016年度(平成28年度)第2回29,621人6,069人20.5
2016年度(平成28年度)第1回36,028人10,868人30.2
2015年度(平成27年度)第2回29,520人8,582人29.1
2015年度(平成27年度)第1回32,699人7,402人22.6
2014年度(平成26年度)第2回27,610人10,180人36.9
2014年度(平成26年度)第1回25,501人3,674人14.4
2014年度(平成26年度)臨時11,542人4,064人35.2
2013年度(平成25年度)第2回27,405人10,236人37.4
2013年度(平成25年度)第1回30,161人5,815人19.3
2012年度(平成24年度)第2回※22,792人5,535人24.3
2012年度(平成24年度)第1回27,649人11,401人41.2
2011年度(平成23年度)第2回23,174人11,088人47.8
2011年度(平成23年度)第1回29,170人13,663人46.8

※)2012年度(平成24年度)第2回試験においては、大幅な難易度上昇に伴い、18点以上の合格基準が「17点以上」に引き下げられる措置が取られました。

旅客

試験実施年度受験者数合格者数合格率(%)
2022年度(令和4年度)第1回5,403人2,167人40.1
2021年度(令和3年度)第2回5,787人1,999人34.5
2021年度(令和3年度)第1回6,740人2,196人32.6
2020年度(令和2年度)第2回7,610人3,604人47.4
2020年度(令和2年度)第1回9,714人3,026人31.2
2019年度(令和元年度)第2回新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止
2019年度(令和元年度)第1回8,263人2,624人31.8
2018年度(平成30年度)第2回7,605人2,868人37.7
2018年度(平成30年度)第1回8,998人2,856人31.7
2017年度(平成29年度)第2回8,588人2,928人34.1
2017年度(平成29年度)第1回10,462人3,694人35.3
2016年度(平成28年度)第2回8,028人2,085人26.0
2016年度(平成28年度)第1回8,169人2,876人35.2
2015年度(平成27年度)第2回7,027人2,269人32.3
2015年度(平成27年度)第1回6,889人1,205人17.5
2014年度(平成26年度)第1回5,709人1,200人21.0

運行管理者試験に合格するには

運行管理者試験は年々難しくなっています。付け焼き刃的な対策では合格するのは困難です。
早目に試験対策に取り掛かることをお勧めします。

運行管理者試験に合格するための勉強方法
寝る前の勉強は記憶に残る いつ勉強するのがいいかと言うと、寝る前の勉強がお勧めです。 なぜならば、精神科医の樺沢紫苑氏によると、寝る前の勉強は記憶を最大化するからです。 寝る前に勉強すると、勉強したことが頭に残りやすいといわれ...

運行管理者試験の日程を知りたい方はこちらへどうぞ。