運行管理者試験 – 2023年度(令和5年度)第1回

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運行管理者試験とは、事業用自動車の運行の安全に関する実務経験がない方が運行管理者になる資格を得るための試験です。
公益財団法人 運行管理者試験センターが実施しています。1年に2回、8月頃と3月頃に実施されます。
試験には、旅客と貨物の2種類があります。

2023年度(令和5年度)第2回運行管理者試験について

2023年度(令和5年度)第1回運行管理者試験は終了しました。

次回の運行管理者試験(2023年度(令和5年度)第2回)についてはこちらをご覧ください。
運行管理者試験 – 2023年度(令和5年度)第2回

2023年度(令和5年度)第1回運行管理者試験の合格発表

2023年度(令和5年度)第1回運行管理者試験の合格発表がありました(2023年(令和5年)9月20日)。

受験者数・合格者数・合格率は、次のとおりです。

試験の種類 貨物 旅客
受験者数 26,293人 5,158人
合格者数 8,805人 1,780人
合格率(%) 33.5 34.5

運行管理者試験の過去の合格率についてはこちらをご覧ください。
『運行管理者試験の合格率は?』

合格発表は運行管理者試験センターのホームページで行なわれています。

運行管理者試験の合格発表はこちら。
https://www.unkan.or.jp/after/

運行管理者資格者証の交付申請について

運行管理者試験に合格した方は、合格発表から3カ月以内に運行管理者資格者証の交付申請をしてください。3カ月以内に交付申請をしないと合格は無効になってしまいます。

運行管理者試験センターでは、運行管理者資格者証の交付申請手続きの支援サービス(有料)を行なっているそうです。このサービスを利用すると、運輸支局や郵便局の窓口に平日に出向く必要がないそうです。

資格者証申請支援サービスについての詳細は、運行管理者試験センターのホームページをご覧ください。
https://www.unkan.or.jp/after/#section_step

自分で交付申請をする方は、管轄の運輸支局にお問い合わせください。

運輸支局はこちらで調べることができます。
国土交通省『全国運輸支局等一覧』

 

2023年度(令和5年度)第1回運行管理者試験について

CBT試験終了

2023年度(令和5年度)第1回運行管理者試験は終了しました。

合格発表は、2023年(令和5年)9月20日(水)の予定です。
試験結果通知書は合格発表日に発送されます。

CBT試験が開始

2023年度(令和5年度)第1回運行管理者試験のCBT試験が始まりました。
筆記試験は実施されません。

CBT試験の日程は2023年(令和5年)9月3日(日)までです。

受験を予定している方は、すぐにでも試験勉強に取りかかってください。

私自身の経験を踏まえた受験のための勉強の仕方や受験に役立つ参考書、問題集をこちらでご紹介しています。

受験申請の受付終了

2023年度(令和5年度)第1回運行管理者試験の受験申請の受付は終了しました。

CBT試験は2023年(令和5年)8月5日(土)~9月3日(日)です。先のように思えても、すぐにやって来ます。

受験申請の受付開始

2023度(令和5年度)第1回運行管理者試験の受験申請の受付が始まりました。
受付期間は以下のとおりです。

新規受験:2023年(令和5年)6月12日(月) 〜 7月12日(水)
再受験:2023年(令和5年)6月12日(月) 〜 7月12日(水)

CBT試験は2023年(令和5年)8月5日(土)~9月3日(日)です。

試験はまだまだ先のように思えても、すぐにやって来ます。
受験する方は、すぐに試験勉強に取りかかってください。

私自身の経験を踏まえた受験のための勉強の仕方や受験に役立つ参考書、問題集をこちらでご紹介しています。

試験の日程

運行管理者試験センターから2023年度(令和5年度)第1回運行管理者試験の日程等が発表されました。

CBT試験:2023年(令和5年)8月5日(土)~9月3日(日)

申請受付期間

新規受験:2023年(令和5年)6月12日(月) 〜 7月12日(水)

再受験:2023年(令和5年)6月12日(月) 〜 7月12日(水)

申請方法

インターネット申請

合格発表

2023年(令和5年)9月20日(水)(予定)

運行管理者試験は貨物と旅客の2種類

運行管理者試験には、貨物自動車運送事業の試験(貨物)と旅客自動車運送事業の試験(旅客)の2種類があります。

貨物と旅客両方の資格を取ることはできますが、貨物と旅客を同時に受験することはできません。受験申請できるのは1種類のみです。

貨物・旅客のどちらを受けるのが良いかというと、需要は旅客よりも貨物の方が多い傾向があります。

運行管理者試験の出題分野

運行管理者試験は、貨物と旅客それぞれ、下に掲げる法令等(法令に基づく命令等を含みます)について行なわれます。

貨物自動車運送事業法(貨物)・道路運送法(旅客)

貨物では貨物自動車運送事業法、旅客では道路運送法に関する問題が出題されます。

道路運送車両法

業務で使用する車両の安全に関わる内容について出題されます。

道路交通法

道路交通法のなかでも、運行管理に関連する部分、特に飲酒運転や過労運転に関する基準について出題される場合が多いです。

労働基準法

労働基準法のうち、運転を伴う労働に関する内容、特に連続運転時間や休憩時間、拘束時間についての問題がよく出題されます。

運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識及び能力

運行管理者としての業務に関する内容について出題されます。

貨物試験の分野毎の出題数

  出題分野 出題数
(1) 貨物自動車運送事業法関係 8
(2) 道路運送車両法関係 4
(3) 道路交通法関係 5
(4) 労働基準法関係 6
(5) その他運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識及び能力 7
  合計 30

旅客試験の分野毎の出題数

  出題分野 出題数
(1) 道路運送法関係 8
(2) 道路運送車両法関係 4
(3) 道路交通法関係 5
(4) 労働基準法関係 6
(5) その他運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識及び能力 7
  合計 30

法令等の改正に関する注意事項

法令等の改正があった場合は、法令等の改正施行後6カ月は改正部分を問う問題は出題されません。

「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」の改正について

「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」の改正が2024年(令和6年)4月1日から施行されます。

この改正に関係する運行管理者試験の問題については、下記のとおりとされました。

1.令和5年度第2回運行管理者試験は、改正前の改善基準告示をもとに出題します。
2.令和6年度第1回運行管理者試験は、改正後の改善基準告示をもとに出題します。

運行管理者試験の合格基準(合格点)

運行管理者試験の合格基準(合格点)は貨物・旅客共に、次の①及び②を同時に満たす得点が必要です。

  • ① 原則として、総得点が満点の60%(30問中18問)以上であること。
  • ② 上表の(1)~(4)の出題分野ごとに正解が1問以上であり、(5)については正解が2問以上であること。

運行管理者試験の合格率

直近5回の合格率は、下表のとおりです。

貨物

試験実施年度 受験者数 合格者数 合格率
2023年度(令和5年度)第1回 26,293人 8,805人 33.5%
2022年度(令和4年度)第2回 23,759人 8,209人 34.6%
2022年度(令和4年度)第1回 28,804人 11,051人 38.4%
2021年度(令和3年度)第2回 27,982人 9,028人 32.3%
2021年度(令和3年度)第1回 34,164人 10,164人 29.8%

旅客

試験実施年度 受験者数 合格者数 合格率
2023年度(令和5年度)第1回 5,158人 1,780人 34.5%
2022年度(令和4年度)第2回 4,675人 1,651人 35.3%
2022年度(令和4年度)第1回 5,403人 2,167人 40.1%
2021年度(令和3年度)第2回 5,787人 1,999人 34.5%
2021年度(令和3年度)第1回 6,740人 2,196人 32.6%

さらに過去の合格率についてはこちらをご覧ください。
『運行管理者試験の合格率は?』

 

 

年々難易度がアップしている
運行管理者試験に合格するための勉強方法

こちら(↓)のページでは、運行管理者試験に合格するための勉強方法について、私自身の経験を踏まえてお伝えしています。ご参考にしてください。
『運行管理者試験に合格するための勉強方法』