「安全運行につながる省エネ運転を実施し、その結果に基づき、個別の指導教育を実施していること」は、Gマークの認定を受けるための評価項目「Ⅲ.安全性に対する取組の積極性」の項目のひとつです。配点は1点です。
下記の2点が評価されます。
- 急発進・急加速・急停止等の防止、あるいは定速運転励行など経費節減と事故防止を主眼とした省エネ運転の実践状況及びその結果に基づく運転者個別の指導教育の実施状況の有無
- デジタルタコグラフの装着により、日々運転管理を行い、運転者個別の指導教育の実施状況の有無
判断基準
①か②のいずれかを満たした状況が確認されれば加点の対象となります。
① 過去1年間において、選任運転者数の半数以上を対象に実施
② 自社内独自の省エネ運転認定制度の活用
添付資料
添付資料は、次の①、②です。
① 自認事項に係るチェックリスト
② 次のa~eの取組状況に合わせたいずれかの資料
a.アナログタコグラフのチャート紙を用いた指導教育の実施状況
○ 実施記録簿等指導結果に関する資料のコピー
※ 波状運転等がある場合は、省エネに関する具体的な指導内容、指導年月日、指導者名の記載が必須です
b.デジタルタコグラフの出力結果を用いた指導教育の実施状況
○ デジタルタコグラフの出力結果のコピー
c.燃費の統計を用いた指導教育の実施状況
○ 燃費の統計資料のコピー
※ 運転者が確認できるもの
d.その他省エネ運転に係る個別の指導教育の実施状況
○ 実施記録簿等指導結果に関する資料のコピー
e.自社内独自の省エネ運転認定制度の活用
次の2点
○ 認定要領、手当の支給制度、表彰制度等具体的な内容が分かる資料のコピー
○ 直近の表彰・認定結果が分かる資料のコピー
※自店(営業所)の実績がない場合は他店における実績
具体的な内容
下記の項目例に関する省エネ運転の実践状況、及びその結果に基づく日々の運転者に対する個別の指導教育結果が重点的に評価されます。
○ 急発進・急加速、空ぶかし、定速運転等の状況
○ 高速走行における車速の抑止
○ タコグラフによる省エネ関連項目に係る指導
○ デジタルタコグラフの導入による燃費や省エネに係る指導
○ 燃費の統計
自社内独自の省エネ運転認定制度の活用は、営業所単位、グループ単位や運転者個人に対する表彰・認定制度について評価されます。