「中小企業大学校講座受講促進助成制金」を貰って経営基盤を向上させる
中小企業大学校講座受講促進助成金とは、トラック協会に加入している会社の経営者・管理者等が中小企業大学校の経営戦略等の講座を受講した場合に、その受講料を助成するというものです。
その目的は、「トラック運送事業者の経営基盤の一層の向上を図る」ことにあります。
※年度により実施する助成の内容は異なります。最新の情報は、トラック協会のホームページで確認してください。
※都道府県トラック協会によって扱いのないこともあります。詳細については都道府県トラック協会にお問い合わせください。
中小企業大学校とは
中小企業大学校は、独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営する「中小企業の人づくり」のための人材養成機関です。
活力ある中小企業を養成するための高度で実践的な研修等が行われています。
全国に9校及び金沢キャンパス、四国キャンパス、WEB校(WEBee Campus)が設置されています。
助成の対象となる方
助成の対象となるのは、都道府県トラック協会の会員である中小企業者(資本金3億円以下または従業員300人以下)の経営者、後継者および管理者の方です。
助成の対象となる講座
中小企業大学校各校で実施される講座のうち、助成の対象となるのは以下の講座です(。
- トップのための経営戦略、経営計画等に関する講座
- 実践的な財務管理、利益計画等に関する講座
- 管理者のための人材育成、労務管理等に関する講座
- 女性リーダーの能力開発等に関する講座
- 情報化、システム構築に関する講座
- その他物流事業に関する講座
助成金を受けるまでの流れ
助成金を受け取るまでの流れは以下の通りです。
- 事前に所属する各都道府県トラック協会に受講者、受講講座を届け出ます。
- 所属都道府県トラック協会の承認を受けた後、各大学校で受講手続きを行ないます。
- 大学校より、受講受け入れの通知があった後、受講料(全額)を大学校へ直接納付します。
- 受講修了後は、トラック協会所定の「受講修了通知書」に、大学校交付の「受講修了証書」の写しと「振込金受取書」等の写しを添付し、所属する各都道府県トラック協会へ提出します。
- 後日、トラック協会から受講料の3分の1が助成されます。
トラック協会の「中小企業大学校講座受講促進助成制度」についての詳細は、全日本トラック協会のホームページをご覧ください。
全日本トラック協会のホームページはこちら
> 全日本トラック協会

運送業の経営に役立つ書籍の紹介
運送業の経営に役立つ書籍をご紹介します。あなたの経営にお役立ていただければ幸いです。
著者: 和田康宏 | |
荷主に指名される運送会社になるために必要な4つテーマ、「監査対策」「ドライバーの教育と管理について」「会社組織の運営にまつわる諸問題」「二代目社長さんが事業継承の際に抱える悩み」をマンガとコラムで綴った一冊です。 | |
マンガでよむ トラック運送会社の危機管理 (会社存続ため、これだけは絶対に知って欲しい!) 著者: 和田康宏 | |
「ココだけは押さえて!」といった最低限かつ絶対に取り組むべき安全管理、すなわち「危機管理」を実施してもらうためにわかりやすくマンガとコラムで綴った一冊です。 | |
3,000社超のコンサル経験を持つ 小山雅敬の運送業経営相談室 著者: 小山 雅敬 | |
経営戦略、財務、組織、労務、事業承継など、運送業に関する多くの相談に詳しく丁寧にQ&A形式で解説した一冊です。 | |
標準運送約款の解説と運賃・料金の計算方法 (運送事業者様 必携!!) 著者: 武部宗晴 | |
一見とっつきにくそうな法律でも、実務に関連するものを体系づけて編集しているので、気軽に読めます。 「運賃・料金の見直しをしたい」「契約内容をきっちり把握して、トラブルの無いようにしておきたい」とお考えの運送業の経営者の方におススメの一冊です。 |