運行管理者なら知っておきたい!交通事故はなぜ起きるのか?

運行管理者の役割のひとつに、交通事故を防止することがあります。

交通事故を防ぐために

交通事故はなぜ起きるのでしょうか?その原因について考えてみます。

事故の原因の上位に「わき見運転」「注意不十分」「安全不注視」といったものが挙げられます。

ここで必要になるのは、「なぜ?」の視点です。「なぜ、わき見をしてしまったのか?」「なぜ、注意が十分できなかったのか?」「なぜ、注視を怠ってしまったのか?」です。

交通事故の原因には、「人」「車」「道路」の3つの要素があるといわれています。

「ドライバーの健康状態や生活環境、職場環境」「運転する車の整備の状態」「そのときの道路や交通の状況」などが複雑に絡み合って、交通事故は起きます。このうち、「人」の要素が主な原因で起こる事故が、全体の9割以上を占めるといわれています。

近年では、道路の整備状況が良くなっています。車の性能が向上し、以前に比べて故障は少なくなっています。人の運転をアシストして危険を回避する装置が装備される車も多くなってきました。

交通事故の原因における「道路」「車」の要素が減少するにつれて、「人」の要素が増えてきています。

交通事故を防ぐには、「なぜ、交通事故が起きるのか?」ということを理解し、「どうすれば交通事故を減らせるのか?」を考えていく必要があります。

運行管理者、運転者必読!交通事故を起こさないための本

トラックの事故は、重大事故につながりやすいです。被害にあわれた方や荷主だけでなく、会社関係者など多くの人に影響を与えます。

運行管理者自身が交通事故に対して刑事責任を問われることもあります。

交通事故の防止は、運転者だけの問題ではありません。

運行管理者には、次のことが求められているのです。

  • 運転者と一緒になって事故の防止について考えること
  • 運転者の自覚を促し、手助けをする存在であること

運行管理者が知っておきたい交通事故の防止・安全運転の指導に役立つ書籍をご紹介します。あなたの運行管理業務にお役立ていただければ幸いです。

交通事故を7割減らすたった2つの習慣

これまでの安全運転指導では身につかなかった交通事故を減らす具体的な習慣と交通安全意識が高まります。企業・団体の安全運転管理者にお薦めです。

著者: 江上喜朗
監修: 松永勝也
出版社: 日本経済新聞出版社
発売日: 2013/5/23

ドライバーズハンドブック 交通心理学が教える事故を起こさない20の方法

著者: 長塚康弘
出版社: 新潟日報事業社
発売日: 2011/4/1

社長の決意で交通事故を半減! 社員を守るトラック運輸事業者の5つのノウハウ

「年間82件の交通事故を43件に半減した」トラック運輸事業者が実際に実施した、長時間労働の是正、人事評価制度の活用、就業規則の作成などの取組みを解説し、交通事故を削減するための仕組みを明らかにします。

著者: 山本昌幸
出版社: 労働調査会出版局
発売日:2017/1/13