「 輸送の安全に関する目標を設定していること」は、Gマークの認定を受けるための評価項目「Ⅰ.安全性に対する法令の遵守状況」の「運輸安全マネジメントに対する取組状況」についての評価項目の4つのうちのひとつです。配点は、評価項目4つすべて満たして3点です。
会社全体及び当該営業所における事故発生の現状あるいは人材、車両数、施設等の現状並びに運転者の意見等を踏まえ、会社全体及び当該事業所の相応な努力によって達成可能となる合理的かつ適正な目標を設定しているかが評価されます。
判断基準
基準日における輸送の安全に関する目標が設定されている状況が確認できればOKです。
添付資料
添付資料は、次の①、②です。
① 自認事項に係るチェックリスト(安全マネジメント書式)
② 輸送の安全に関する目標を確認できる資料のコピー
添付資料に関する注意事項
- 目標の具体的内容が判別できること。判別できない場合には、評価されません。
- 必ず資料No.を付けること。資料No. が付けられていない場合には、加点の対象とされません。
- 書類は全てA4サイズに統一すること。
具体的内容
以下のような内容を踏まえた目標が設定されているかが確認されます。
- 抽象的な目標ではなく、数値を盛り込む等外部の人が容易に確認しやすい具体的目標とし、事後検証が可能なものを設定しているか。
- 具体的な目標年次を設定し、短期目標あるいは中長期的目標や段階的目標を設定し、よりわかりやすい目標を設定しているか。
- 運転者等現場の声を汲み上げる等、現状を踏まえた効果の高いものであるか。
- 社員がイメージしやすく、輸送の安全性に関する意識の向上に資するものであるか。
【具体例】
- 事故件数目標
人身事故件数目標、物損事故件数目標、その他事故件数目標 - 安全確保に関する投資額
車両の代替、安全装置の導入(後方視界補助装置、車間距離制御装置、車線逸脱警報装置、居眠り警報装置等)、ドライブレコーダの導入