キャンペーン!AI時代の最新ノート。HP ENVY x360 14【日本HP】

グリーン経営認証基準 - 廃車・廃棄物の適正な管理①

スポンサーリンク

このページでは、トラック運送事業におけるグリーン経営の認証基準について解説しています。

グリーン経営認証基準は、グリーン経営認証を取得するときに必須の取組項目です。
認証基準は全部で36項目あります。
グリーン経営認証を取得するためには、認証基準の36項目の取組ができていることが必要です。

廃車・廃棄物の適正な管理①

認証基準

廃車の処理に際して、適正処理やリサイクルを適切に実施している業者に委託している。

取組のポイント

1.使用済み自動車の処理は、ほとんどの場合、下取り、無償引取り、売却など一般的な商取引や譲渡によって行なわれています。この場合は法規制の対象とはなりません。契約書、仕切り書、納品書、譲渡証明書など取引書類を入手、保管します。
2.使用済み自動車を上記1.以外の方法で処分する場合には法規制の対象となります。自動車リサイクル法や廃棄物処理法に従って適正処理やリサイクルを行っている業者に委託する必要があります。
(1)<自動車リサイクル法該当> 全ての自動車(特殊自動車、二輪車、トレーラー、スノーモービル等を除く)は自動車リサイクル法の対象です。法令に基づく登録済み引取業者(自動車販売業者、整備業者など)へ引渡し、「使用済自動車引取証明書」を入手、保管します。
(注)架装物の処理費用: 車両と一体で処理する箱型荷台などの架装物については、引取業者に無償譲渡するか又はリサイクル料とは別に処理費用を支払うことが必要です。
(2)<廃棄物処理法該当> トレーラーや架装物を単独で廃棄する場合は、自動車リサイクル法ではなく廃棄物処理法の対象となることから、廃棄物処理法に基づく許可を受けた収集運搬業者および処分業者へ処理委託し、以下の書類を入手、保管します。
・各業者との処理委託契約書(有効期限内の処理業許可証コピーを含む)
・排出時に発行するマニフェスト(産業廃棄物管理票)(A 票)
・処理終了で排出者へ戻ってくるマニフェストの複写式回収片(B2、D、E 票)

審査での確認ポイント

どのように使用済自動車を処理しているか、適切に業者委託しているかを処理書類で確認します。

<審査で確認する書類の例>

<下取り、無償引取り、または売却した場合>

一般の取引で法規制の対象外です。

下取りか無償引取りか売却したことを示す書類

  • 委託先名称が記載された取引書類
<排出事業者となっている場合>

自動車リサイクル法または廃棄物処理法の対象です。

処理事業者へ委託していることを示す書類

  • 自動車リサイクル券(B票)または使用済自動車引取証明書
  • リサイクル法の対象外となる車体やトレーラーなどの場合は産業廃棄物管理票(マニフェスト)