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グリーン経営認証基準 -車両の状態に基づく適切な点検・整備③

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このページでは、トラック運送事業におけるグリーン経営の認証基準について解説しています。

グリーン経営認証基準は、グリーン経営認証を取得するときに必須の取組項目です。
認証基準は全部で36項目あります。
グリーン経営認証を取得するためには、認証基準の36項目の取組ができていることが必要です。

車両の状態に基づく適切な点検・整備③

認証基準

エアコンの効き具合等により、エアコンガスが減っている(漏れている)と判断された時には、整備事業者に点検・整備を依頼している。

取組のポイント

1.「エアコンガスが減っているか否か」について、点検基準を以下のように定めて実施します。
○ いつ、誰が、どのようにチェックするか
○ どうなっていたら、異常な状態と判断するか(判断基準)
2.エアコンのチェックを「いつ行なうか」、「誰が行なうか」、「どのようにチェックするか」は自由です。ただし、チェック方法はサイトグラスによる目視チェックが容易な方法です。
3.基準に基づきエアコンガスが減っているか否かをチェックし、その結果の記録を保管します。(例えば、車両自主管理表、日常点検表、運転日報等)
4.エアコンガスが減っていると判断された時には、整備工場で点検・整備を受け、記録を保管します。

審査での確認ポイント

1.エアコンの効き具合(冷媒ガス漏れ)の点検基準(書)を定めているかを確認します。
2.基準どおりに実施しているかを過去直近2回分の記録で確認します。
3.エアコンガスが減っていると判断された時には整備工場で点検・整備を受けているかを確認します。

<審査で確認する書類の例>

エアコンの効き具合が悪くなった時に点検・整備が実施されていることを示す書類

  • エアコンガスが減っているか否かを確認する方法(いつ、誰が、どのように〔サイトグラス、温度計、圧力計、ガス漏れテスター、石鹸水塗布又は体感等による確認〕)および、その判断基準を定めた書類
  • 確認結果の記録
  • 異常があった場合の点検・整備の記録

<過去の審査であった不適合例>

  • 確認方法と判断基準を定めた書類が無い。
  • 確認結果の記録がない。